126号議案の手数料条例改正は、
今は、紙で管理している盛り土規制法調書の写しの交付を、街づくり情報閲覧システムに搭載し、そこから縮小版を受領する場合の手数料を300円と定める改正です。
安くなり、手軽に入手できるのは便利ですが、実は思わぬ落とし穴があります。
まちづくり情報閲覧システムに搭載されると、求めれば、情報を得られるので、情報公開請求の対象にならなくなってしまうのだそうです。
私たちは、システムを開き個々の情報にアクセスできるようになりますが、
盛り土の一覧や、区域ごとの盛り土など、全体の情報を知ろうと思っても、情報公開されず、個々の情報を拾い上げなければなりません。
ほとんどの人にとっては、無用の情報かも知れませんが、
議員や研究者などにとっては、大切な情報です。
ガバメントクラウドに情報蓄積させ、スーパーシティで企業などに使わせる一方、
私たち主権者は、個人情報を企業に使われるだけで、全体情報がみえなくなるのです。
デジタル化が進めば進むほど、自己情報しか入手できなくなる動きが見えます。
その一つまちづくり情報閲覧システムへの搭載は、主権者の知る権利を後退させるため問題で反対しました。
2025第四回定例会区長提出議案125~133号 r0704kuchogian125_133
各会派の議案への態度賛否
file00038473 議案態度
反対 フェアな民主主義 奈須りえ
賛成 フェアな民主主義以外全会派