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進まない大田区の「成年後見制度」とその課題
高齢化が急速に進む中、認知症など、判断能力の不十分な方々の福祉・医療から財産管理まで、権利擁護のため2000年に法整備されたのが「成年後見制度」です。成年後見制度は、他にも、知的などの障がい者にも必要なしくみですが、なかなか普及していません... -
「地方分権」と「広域化」~清掃事業からみた23区の自治権について~
23区のゴミ問題は実に複雑です。 ①収集・運搬は各区。 ②焼却は「東京23区清掃一部事務組合」という地方公共団体を23区共同で設立し、清掃工場を管理運営しています。 ③埋め立て処分場は東京都。23区はもともと東京市の内部団体だったという経緯があり、そ... -
「空き家問題」における大田区の姿勢にみる放置された課題
管理されず放置されている空き家が増え、老朽化し、場合によっては倒壊などの恐れも出てきて問題になっています。増え続ける空き家に対し、自治体が条例により対策をたてるようになってきていて、大田区でも、平成24年度第四回定例会において、「大田区... -
講演会「区民が知りたい仕事・くらしに関るTPP」1月20日14時~大森
TPPチラシ http://nasu.seikatsusha.me/files/2013/01/855f9723278bd7ba5ea00e0c66a2b247.pdf TPPは、太平洋周辺の国々の間で、ヒト、モノ、サービス、カネの移動をほぼ完全に自由にしようという国際協定です。政治とは、ヒト・モノ・サービス・カネの移動... -
◆答弁付◆大田区議会第四回定例会一般質問:大田区の公共サービス給付の公平性とその課題について
【公共サービス提供における支給の不公平】大田区の待機児はこの4月で392人、特養ホームの待機者は1,596人、直近の申し込みに見る区営住宅の倍率は52.9倍です。 一定の基準を決め、受給対象を線引きしていながら、そのラインに入っている区民が希望して...