北風割合73%の伊丹空港が99%北風運用している実態に考える、羽田空港新ルート南風運用が優先すること

伊丹空港の滑走路は、北に少し寄った北西から、南東に、平行に2本しかれていますが
南東から北西への離発着が99%を占めているそうです。

逆の運用を行えば、大阪の市街地に向けての離陸が行われてしまうのですから、影響を最小限にとどめていると言えます。

風向きにより、使用滑走路を変えている羽田空港との違いを訪ねたところ、
豊中測定所は北風が多いと説明を受けました。

そこで、
視察後、気象庁の豊中測定所の直近1年間の最多風向データを調べたところ、
*およその数字です。真東、真西の風は入れませんでした。
・豊中の北風は73%で
・羽田の57%より多いものの
99%には程遠く、羽田を15%上回っているにすぎません。

風向き伊丹羽田

それでも、
伊丹空港は、騒音影響等の軽減のために、北風運用99%を実現できています。

このデータから、
伊丹空港のある場所は、北風が多いからと説明を受けましたが、
風に向かって飛行機は離着陸する、と一般に言われるほど、風向きと飛行ルートとは、
厳密に履行されるべき関係に無く、他の要素との関係で柔軟に運用されているのではないか、
と感じました。

羽田空港で始まった新飛行ルートですが、
実際の飛行に際し、南風運用がどの程度さいようされているか、現在調査中です。

わかりましたら、報告しますので、楽しみにお待ちください。

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