公共システム– category –
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【議会質問】保育など住民福祉の民営化による影響(その①)私立幼稚園教諭不足と大田区のすべきこと
サッチャリズムに象徴される民営化で、小さな政府を目指してきたイギリスが、民営化した事業の再公営化に舵をきっています。フランスのパリ市が民営化した水道を再公営化するなど、世界では、民営化の失敗から、再公営化の流れが既に始まっています。 一方... -
日本で一番財政が豊かな23区で保育園待機児が解消されない理由と「特別区制度(都区制度)」
特別区協議会が、開催した大森彌東大名誉教授の「特別区制度・自治の70年」を受講しました。 講演の最後に、質疑応答の時間があり、何人かが発言なさった後に「大田区の議員、質問せよ」とあてられました。 都区制度は、複雑でわかりにくいのですが、良... -
大田区を「宣伝」して市場経済のお手伝いをする前に、大田区が広報すべきは大田区の住民福祉のしくみ
行政の「車内広告」を見るようになりました。「宣伝しないと売れない【水】」や「良いことをアピールしないと受け入れてもらえない【政策】」があるのかと勘繰りたくなります。と思ったら、ブランディングシティープロモーション、だそうです。わけがわか... -
【受託事業者は、人件費というコストを下げてもうけていた】韓国ソウル市調査でわかった
【社会保障に神の見えざる手は働かない】 厚生労働省老健局長・社会援護局長をつとめた国際医療福祉大学大学院教授の中村秀一氏は、社会保障は自動的に決まるのではなく、人間が決めることであると言っています。神の見えざる手は働かない、ということです... -
生活重視政策をするからと始めた地方分権、区民生活重視どころか権限使って企業利益最優先の大田区政
生活重視政策と言われてきた地方分権ですが、大田区は生活重視の政策へ転換できているでしょうか。 私は、逆に生活軽視、投資家利益優先の政治に変わってしまったと感じています。 大田区に地方分権の成果について財政的視点、政策成果など質問しましたが...