公共システム– category –
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2021年度大田区予算から見える、大田区政の問題、国政の問題
2021年度大田区予算が、昨日(3月25日)賛成多数で成立しました。 住民税が減り、法人住民税を原資とした特別区交付金が減ると予測しているのは、リーマンショック以来のことです。 歳入から、区民の所得が減ることも、景況が悪化することも明らか... -
寄付をあてにした財政運営をはじめた大田区の問題と心配 良いこと(奨学金)なら寄付頼みで良いか
大田区が寄付をあてにした財政運営を始めました。 最初は勝海舟記念館のための基金をつくり、今回は、奨学金の基金です。 寄付を抵抗なく受け入れる土壌(クラウドファンディングなど)ができていることも影響しているかもしれませんが、行政の財源は、税... -
【2月25日議会質問(その6)】海外との比較から見えるコロナ対策の不備、影響を受けているのは経済や財政を支える中小企業、個人事業主
仕方ないと思っている方が多いコロナの影響ですが、海外と比べ、日本の施策の不備が目立ちます。 そもそも、内部留保も多く体力のある大企業と、それに対し脆弱な中小企業や個人事業主ですが、日本経済における中小企業や個人事業主の果たす役割は、海外に... -
2021年度大田区予算の歳入の住民税・法人住民税減から見える「日本の民営化や公民連携など施策の課題・問題」
2021年度予算は過去最高規模の2938億円ですが、それを支える歳入の住民税も、特別区交付金も昨年より減収です。 一方で、国都交付金が歳入に占める割合は27%にもなっています。 地方分権で財源権限が地方に移譲されましたが、歳入からみれば、国への依... -
コロナで余らせた30億円を蒲蒲線と公共施設整備費にコッソリ積み立てるのは、区民に知られたくないからですか?
年度末が近くなると、予算の執行状況も見えてくるので、大田区では、最終補正予算で余らせた予算を特定目的基金に積み立てることが、繰り返されています。 今回の補正予算にも、公共施設整備資金積立基金20億円、蒲蒲線(新空港線整備資金)積立基金10...