公共システム– category –
-
他区で議会開催できるのに、繰り返される大田区長の独断・専決処分で心配な大田区の民主主義
民主主義は選挙で議員や首長を選んで終わりではありません。 特に地方議会では、議会の議員と自治体の長とが、別の選挙で選ばれる二元代表制をとっていて、それぞれが、議決や執行、予算の提案などの役割を担っています。 ところが、昨今、大田区では、専... -
デジタルマネーに変わったプレミアム付商品券に見る、自治体が通貨発行できる本当の意味と心配
プレミアム付き商品券は、たとえば大田区だと、500円券×12枚組を5,000円で販売し、1,000円分お得な商品券を商店街で使ってもらうことで、商店街を振興させるのが目的だと説明されてきました。 大田区ホームページ:【区民・在勤・在学の方向け】大... -
大田区から検証する三位一体改革・地方分権で増えた財源のゆくえ 区民の生活課題より土木建設物品購入➡だから拡大する格差
小泉構造改革で行われた三位一体改革は、地方分権に必要な財源を確保するためという名目で行われました。 その地方分権は、住民の生活課題を解決するには、国ではなく住民に最も身近な区市町村(基礎自治体)だという理屈がありました。 国民は、政治が国... -
発言、異論を許さない議会がたどり着く先は?
議案に対する態度が分かれることがあります。 そういう時、疑問点を質疑したり、問題点を指摘し、討論したりすると、発言することを否定する言葉が、議場から投げかけられます。議論に参加せず、外野からヤジが飛ぶわけです。 パフォーマンスと言った発言... -
みんな同じ意見、は全体主義ではないですか?
民主主義は、多様な意見の中からより良い意見を選べる「はず」のしくみですが、どうも、意見が多様でなくなってきているように感じます。 社会保障に関わり学者が書いている本を読んでいたら、「政治が何を争っているのか分かりにくい」「対立の構図が読み...