自治・分権– category –
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まだ間に合うか、遅すぎたのか~同床異夢の地方分権・行政改革~
2003年に議員になって、もう20年以上が立ちました。 議員になったばかりの頃は、地方分権は、良いことだと思っていました。 それが、少しして、地方分権の理念は良いことだけれど、理念通りになっていないことに気づきました。 考えてみれば、中央集... -
一筋縄では行かない【減税】~住民税の場合~
住民税を減税している名古屋市の 「個人・法人市民税減税」の視察に行き 【単なる住民税減税では、新自由主義的政策を進める】ことを確認してきました 視察に行こうと決めたのは、事前の調査で国は地方に【自由に減税させない】と知ったからです 都議選で... -
国会や地方議会は民主主義的手続きにこだわっているか 日本が主権国家としての手続きに「こだわらない」から、アンフェアな民主主義になる
右だ左だと言われますが、それでは、肝心の場面で、日本の主権国家として主張できているかと言えば、そうではありません。 私は、日本の主権国家としての一つ一つの手続きにこだわることにこそ、他国との対等で「フェア」な関係性を構築できると思っていま... -
「財政から見た地方分権」で原稿を書きました
投稿を依頼され、小泉構造改革以降の財政についての問題提起をさせていただきました。 民営化、規制緩和については、それなりに評価が出ているものの、地方分権は、その理念が「よさそう」に見えるため、課題分析が不十分なように思います。 地方自治体(... -
新区長初の補正予算も国・都の補助金頼み 地方分権とは何だったのか 令和5年度一般会計補正予算(第1次)
選挙後初めての、新区長、新区議会議員での臨時議会が終わりました。 総額62億1,447万5千円という大規模な増額補正予算ですが、その巨額な補正予算の割には、明確に、区長の政策的予算と打ち出せなかった印象です。 というのも、国や都の補助金が...