活動報告
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公共分野に紛れ込む、受益者負担という市場原理
2017年に引き続き、2021年から公共施設の使用料を引き上げようとしています。 施設使用料は、大田区の歳入に入る、税負担にも近い区民のみなさまの負担の引き上げです。 たくさん使う人は使っただけ負担する、という受益者負担の考え方は、一見問題... -
羽田空港飛行ルート変更の更なる心配
羽田空港飛行ルート変更で、3月29日から都心低空飛行が始まろうとしています。 国は、飛行ルート変更前に、取り外したい制約がありました。 ・住宅密集地上空飛行 ・石油コンビナート上空飛行 すでに外されている制約 ・24時間化 ・国際化 と、今回外... -
大田区の奨学金条例改正の問題 高校奨学金創設の陰で職種を限定した免除や高校生の貸し付け廃止
奨学金条例の改正が行われました。 ①高校給付型奨学金創設は良いと思いますが、 同時に、 ②高校の貸し付け廃止 ③大学以降の貸し付けは職種は区内居住3年を限定に免除 など問題があります。 良いこととセットで問題のある事案を紛れ込ませるのは、条例改正... -
寄付をした人の意思で税金を使って良いとする恐ろしさ
「ふるさと納税」には、様々な問題がありますが、 ふるさと納税が浸透したことで、私たちが自治体への寄付を税金で行うことの問題点を見えなくしてしまいました。 納税者は、納税額を変えずに、負担なく返礼品などを受け取れる=ただでプレゼントがもらえ... -
大田区の最終補正予算で箱モノや土木のために貯金するのがダメなワケ
予算を立てても、不測の事態で計画通りいかなくて、補正予算を組まなければならいことがあります。 ところが、期末直前の3月4日、使いきれない予算から30億円余も、土木や建設に積み立てる補正予算を大田区が出してきました。 余ったら土木や建設へ積...