敗戦後80年8月15日 戦争したくない私たち想い思いの車座懇談会

敗戦後80年
8月15日 戦争したくない私たち 想い、思いの車座懇談会

8月15日(金)19時~21時
大田区消費者生活センター 第一集会室
*参加費無料

大田区は、羽田空港の跡地を165億円もかけて買いました。
大田区は、何故買うのかの理由に、
いまの羽田空港があるところに住んでいた住民が、
敗戦で、GHQに48時間以内に強制退去を命じられた経験をあげました。(48時間強制退去)

私は、
大田区が、この羽田空港跡地は、敗戦の象徴的な体験の場だから、
二度と戦争を繰り返してはならない気持ちを忘れないために、
この空港跡地を165億円で使った、と説明していたのかと思っていました。

敗戦から80年になるこの夏
大田区は、祈念に買ったはずの空港跡地で、何をするわけでもありません。(今のところ)

人は伝えられないことは、知らないし、知っていても繰り返さないと、忘れるのです

羽田空港対策特別委員会で、繰り返し、このことを要望しましたが、無視されています

48時間強制退去は、名目に過ぎないのだろうと思ってきましたが
強制退去を忘れない集会も、講演も、無いと知り、騙された気持ちです

なので
8月15日敗戦後80年の夜に
戦争したくない私たちで、集まろうと思います

想い思いの敗戦後の80年の日本を、世界を、それぞれの私を語れたら、いいかなと、想います。

よかったら、ふらっと、おこしください

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敗戦で羽田空港がGHQに接収され、
今の空港島で、当時の「羽田江戸見町」「羽田穴守町あなもりちょう」「羽田鈴木町」という3つの町の
約1,200世帯、約3,000名が家を追われました。

48時間以内に強制的に退去を命じられたのです。

戦争中は、政府が、私たちに、殺戮を命じ、その果てに殺され、
戦争が終わってからも、私たちの暮らしは蹂躙され続けました

私たちは、二度と戦争をしてはならない、と誓いました
戦争とは、そういうものなのです

昨年末に訪れたイギリスは
空爆でがれきの山になった駅舎の写真を、駅のホームに貼って
説明書きを添えていました

戦勝国が、戦争の被害を国民に訴え続ける一方で、
敗戦国日本の私たちの記憶から、
戦争の酷(むご)さも惨(みじめ)さも、忘れ去られ始めています

空虚な平和感の連呼だけでは、戦争の抑止にはなりません

富の収奪が戦争です
いまは、流血なき経済戦争の最中です
私たちは、激しい経済戦争に巻き込まれているのです

直接の殺し、殺されは有りませんが、
失業率が高まり、自殺者数が増えたことも、この激しい経済戦争と無縁とは言えません

殺戮の伴う戦争を二度としないために、語り継いでいくことは、
平和を願う私たちにできる、大切な抑止力のひとつです

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