増税シナリオに使う国の姑息な【定額減税】
国は、今回の定額減税で増税に持ち込もうとしていると思います。
今回の定額減税は、非常に複雑です。
6月の住民税天引きを0にして、減税しすぎの状態を作り、7月以降に上乗せして住民税を天引きし、増税状態を作ります。
こうすると、その後、増税しても影響が小さく見えるのです。
介護保険導入の時にも、同じように直前に2年にわたり定額減税を行いました。
しかも、最初の半年は、天引き保険料を半分に減額したので、大した影響ないかと思わせる手の込んだやりかたです。
実は、国は、今年~発行する国債は、増税のしくみを作るなどして回収すると言っているのです。
手の込んだやり方をしているのは、私たちが気づかないよう、
気づいて、支持率が下がらないよう、国民の怒りを恐れているのだと思います。
過去にも、
増税すると言いながら、増税に持ち込めなかったことがあります。
この国の姑息な増税シナリオを見抜き、
増税なんて、とんでもない!
という国民の国への同調圧力=世論を作りましょう!!
ちなみに、今回の姑息な国の減税が起きるのは、税金が給料から天引き=源泉徴収される方たちです。
例えば、人口74万人の大田区だと
42万人の方が住民税を納めて下さっているのですが
そのうち84%=35万人が、税金を天引きされています。
国は、この納税者の大半をしめる、35万人に気づかれないように、増税しようとしているわけです。
給料明細も紙からデジタルに変わりましたから、6月の給料明細だけは
会社のサーバーに見に行ってください。
国が
私たちの怒りを恐れていることが
住民税天引き0から見えてくると思います。
住民税天引き0にして、
減税効果や賃上げ効果が大きいように見せ
6月から大きく上がる社会保険料アップを見せないようにしています。
その分
7月以降の手取りが思ったより減ってしまうから
国にだまされないように気をつけないといけませんね。