大田区長:コロナ税収減から区民生活を守るための「聖域なき全事務事業の見直し」をパフォーマンスに終わらせないために
第二回定例会の冒頭の区長挨拶で、松原忠義大田区長は非常に重大な発言を行いました。
コロナによる今後3年間の財源不足を560億円減と見込むことから、不要不急な事業の延期や廃止、事業の優先順位付けなど、全事務事業の聖域なき見直しを行うと言っています。
田園調布せせらぎ公園に体育館を建設すると言ってきましたが、コロナで公園のプールもこの夏は閉鎖で、体育館を間接してもいつ使えるのかわかりません。
田園調布4、5丁目の台風被害で、避難所は田園調布4、5丁目に近い学校などを検討すべきという声もあり、せせらぎ公園内施設への避難所もが現実的でないことも明らかになってきています。
田園調布せせらぎ公園の体育館建設について意見募集中です。
体育館建設ありきの意見募集ですが、聖域なき見直しをすると発言する前ですから、体育館も聖域にせず、しっかり優先順位付けをしていただきたいと思います。
聖域なき見直しをパフォーマンスに終わらせないでいただきたいと思います。
意見募集は6月30日までです。
http://www.city.ota.tokyo.jp/smph/oshirase/mokutekibetsu/other/seseragi-shisetsu_publiccoment.html
区長挨拶
5月25日に今後の区政運営の方向性を定めました。
コロナウイルス感染症拡大による経済活動の停滞は、区政運営に多大な影響を及ぼします。
区の財政は現時点での分析は、2020~2022年の3年間でリーマンショック時を超える約560億円の財政不足となることを想定しており、非常に厳しいものになります。
一方で、区民生活支援や区内経済復興対策のほか、災害対策や教育施策など、区民の安全安心、人材育成にも全力で取り組まなければなりません。
そのため、不要不急な事業の延期や廃止、事業の優先順位付けや新たな手法の検討など、全事務事業の聖域なき見直しを行い、これによりねん出した経営資源を適正に配分し効果的効率的に行政運営を行ってまいります。
聖域なき全事務事業見直しの発言は4分15秒くらいから~
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