【動画と資料】2021年度からの大田区立中学校教科書について意見を言うための勉強会
来年4月からの大田区立中学校の教科書を教育委員会が選定します。
選定にあたっては、区民が意見を言うことができて、いま、対象となる教科書を下記の通り展示中です。
同じ文部科学省の検定を受けていても、教科書会社により使用する題材も、取り上げ方も違うところがたくさんあります。
各社の特徴などについて、 大田の教科書を考える会 朝倉 泰子さんに教えていただきました。
朝倉さんの講演は8分くらいから
https://twitcasting.tv/nasurie/movie/622568954
資料はこちら
動画をごらんいただくと、その違いがわかっていただけると思います。
ぜひ、見に行き意見をだしましょう。
意見は、展示会場の箱に入れることになっています。
用紙も会場においてあります。
_____________________
https://twitcasting.tv/nasurie/movie/622568954
展示会場および開催日時一覧
●大田区役所(本庁舎 3階)
大田区蒲田5丁目13番14号
6月1日から6月30日(期間中の平日及び土曜日・日曜日)
(平日)午前9時から午後6時30分
(土曜日・日曜日)午前9時から午後4時30分
●池上会館(3階 科学室)
大田区池上1丁目32番8号
6月1日から6月30日(期間中の平日及び土曜日・日曜日)
午前9時から午後5時
●大田区立大森第二中学校
大田区大森北6丁目18番1号
6月1日から6月30日(期間中の平日) 午前9時から午後5時
大森第二中学校会場入口案内図
教科書採択のしくみについて過去に書いた記事です。
https://blog.goo.ne.jp/nasrie/e/a6f0a040ad5323682c28e74ab10d933b
公立学校で使う教科書は、文部科学省の検定を受けた教科書の中から、各自治体がどの教科書を使うか選ぶことになります。その際の選ぶ権限は、教育委員会にあります。http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/gaiyou/04060901/002.htm
教育における文部科学省の権限は大きいのですが、政治的中立性を保つため、住民の中から選ばれている教育委員会に教科書を選ぶ権限を与えているというのが今のしくみです。
教科書は、以下のような手順で選ばれています。
1.教科ごとに学校の先生でつくられた資料作成委員会が各教科書の客観資料をつくる
2.学校意見と区民意見を募集
3.学識経験者と学校関係、区民代表で作られた調査委員会が、1と2(客観資料と学校意見、区民意見)参考に調査報告書をつくる
4.調査委員会が作成した報告書と教科書をもとに、教育委員会で議論し教科書を選定
最後は、教育委員会が選ぶのですが、そこには、住民参加の機会が与えられています。
それが、教科書展示と意見募集です。