昨年末に続き、訪れた農業地域(今回は中山間部)で考えたこと 生き物の少ない田んぼと水路と

昨年末、冬の山形の米農村地域を訪れました。

シリーズものでは無いのですが、やはり、自然を求める心の叫びに従い?
ご縁あって、今度は、長野県の中山間部を訪れました。

泊ったのは、古い農家を生かした宿泊施設
備え付けの業務用?の厨房を使い、夕食と朝食は、地元で調達した野菜等で、簡単に自炊していただきました。

水道水も冷たくて美味しく、
周辺は、小さな集落の周りに水田と果樹(ぶどうなど)が広がり、その間を川と水路が流れ、その向こうに山が見える、美しいところでした。

暑い日でしたが、太い梁のめぐらされた建物に入ると、1階はひんやりとしていて、クーラー?と思ったら、扇風機だけでした。

ただ、ちょっと気になったことがあったので
理由がわかる方は、教えていただきたいです。

 

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稲穂が垂れた水田は、それは、美しかったのですが、

夜、明かりをつけた窓の網戸に、ガとか、虫が一匹も寄ってきませんでした。
網戸に虫は張り付いていなかった

明りによって来る虫がいなかったのです。

 

 

水が残る田んぼの上を飛ぶトンボが、本当に少なかったです。

この時期は、そこここにトンボがいて、葉に羽を休めてとまるトンボを捕まえたくなるのですが

トンボはいたものの、圧倒的に数が少ないと感じました。

 

 

季節もあると思いますが、
オタマジャクシは、1匹しか見かけませんしたが
アマガエルも見かけませんでした。

見つけたアマガエルは、サトイモの葉の上に1匹だけ

 

オタマジャクシはいなくても、アメンボも一匹もみませんでした。

これも、これからなのかもしれませんが、

案山子もないし、キラキラテープも張っていませんでした。

 

松枯れで、山肌の一角が、茶色く目立っていました。

 

蝉の声が、大きく響いていました。

 

昨年末山形に訪れたのは
雪が例年より少ないといっても、冬の寒い時期

夏の山形に
カエルも、トンボも、夜の明かりに集まるガも
いるのでしょうか。

 

水路を暗渠にすることに驚いて

 

「ヤゴもカエルも棲めなくなりますね」

 

と申し上げたら、案内してくださった農家さんが、

 

暗渠を選ぶ農家は、農薬で、もうトンボもカエルもいないでしょう。

 

とおっっしゃっていました。