マイナンバーだと早くもらえる【特別定額給付金で進む、企業支配のスマートシティ】

特別定額給付金の申請が始まりました。

コロナで収入の見込みが変わってしまった方たちには、少しでも早く手にしたい給付金ですが、マイナンバーカードで申請すると、郵便で申請するより早くもらえるようになっています。

こうやって、マイナンバーカード利用を増やした先には、いま、国会で審議されている企業支配都市スマートシティがあります。


特別定額給付金は、申請すると受け取るまでに、約ひと月くらいかかるとそうです。

一か月もかかるのか、とがっかりしていらっりゃる方も多いと思います。
郵送された申請書から、郵送かマイナンバーカードか二つの申請方法がありますが、マイナンバーカードを選ぶと、郵送申請より早く受け取ることができるそうです。

そのため、いま、大田区の蒲田の本庁舎一階のマイナンバーカード申請窓口にいらっしゃるかたが増えています。

国会では、行政、企業、個人情報をデータ連懸基盤に集めて、それを企業が事業に使えるようにする、スーパーシティのための法改正が参議院で審議中です。

匿名情報だからという理由で、情報を企業に使わせようとしていますが、データ基盤内で匿名でも、SNSと顔認証システムと防犯カメラを合わせれば、個人を特定できる企業もたくさんあるでしょう。

できたデータ基盤を誰が、どういう方法で使えるかも明らかになっていません。

仮に、国家戦略特区の仕組みでしか使えないなら、森友学園、加計学園のように、使えるのは、政府に近い人や企業や資本家になるでしょう。

個人が、その情報を使って一獲千金を夢見ることは、想定していません。

GPSを使って個人の動き特定し、コロナの感染予防に使おうとする動きもあります。
私には、コロナに乗じ、社会システムを劇的に変えようとする動きの一つに見えてしまいます。

国民主権から投資家支配に、この国を変えて良いでしょうか。