NHK100分で名著の講師  東京外国語大学名誉教授 沼野恭子氏に聴く 「戦争は女の顔をしていない」

NHK100分で名著でも取り上げられたスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの『戦争は女の顔をしていない』について、講師を務められた東京外国語大学 名誉教授でロシア文学研究者の沼野恭子氏にご講演いただきます。

『戦争は女の顔をしていない』はじめ、ベラルーシのロシア語作家アレクシエーヴィチの一連の作品は、「現代の苦しみと勇気に捧げられた記念碑」と高く評価され、ノンフィクション作家として初のノーベル文学賞を受賞しています。

ソ連従軍女性たちの多くの証言からなるこの作品を、ロシア文学に造詣の深い沼野氏に語っていただけるまたと無い機会ですので、ぜひ、ご来場ください。 会場も非常に心地の良い、知的な空間です。


講師:沼野恭子 プロフィール

ロシア文学研究者、東京外国語大学名誉教授。
東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業後、東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化 単位取得満期退学。専攻はロシアの近現代文学・文化。
主な研究テーマは現代ロシア女性文学、日露の文化関係、ロシアの食文化など。主著に『ロシア万華鏡──社会・文学・芸術』『アヴャンギャルドな女たち――ロシアの女性文化』(ともに五柳書院)、『夢のありか──「未来の後」のロシア文学』(作品社)、『アレクシエーヴィチとの対話──「小さき人々」の声を求めて』(共著、岩波書店)、『ロシア文学の食卓』(ちくま文庫)など。主な翻訳書にリュドミラ・ウリツカヤ『ソーネチカ』、『女が嘘をつくとき』(ともに新潮社)、リュドミラ・ペトルシェフスカヤ『私のいた場所』(河出書房新社)、アンドレイ・クルコフ『灰色のミツバチ』(左右社)など。

 

日時:8月11日(月・祝)14時~16時
場所:BOOK CAFE本の庭 大田区山王1-22-16 

参加費:2000円(CAFEの飲み物付)
要申込み:メール 
office@nasurie.com 電話 090-9156-9313

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*定員に限りがありますので必ずお申し込みください。