【協働参画条例】についての区長の答弁

2003年第三回定例会:代表質問③

 区役所が動けば何でも動くというような役人的な発想では事は終わらない、区民の皆さんといかに手をつないでその目標達成につなげるかがポイントになろうかと思う。
 大六小とかエセナとか文化の森とか区役所としても新しい取り組みとしてやって今日まで歩んできた。一番最初のエセナも、今年度から、支援するところは支援しますから、出来るだけ独立して運営してください。という方向でやっていただいている。文化の森についても最初からその方向性を模索しようということでお願いをし比較的うまく回転していると考える。大六小の場合は、今まさにいろいろな議論が沸騰しているさなかという報告を受けている。
 いずれにしても、区役所は一歩下がって区民の皆さん方が主役になって事が出来るようなそういう仕掛けを作っていきたい。これが基本的な考えかたです。その中で、NPOとか企業とか公的な立場とか、それぞれ、役割と支援、役割が競合しないような関係をうまく作り出していただきたい。(区は)出るべき時はきちっと出るということで協調関係がうまく行くようにしたい。
 区民活動と連携協働のあり方、その基本方向をまとめる議論をしているのが「パートナーシップ会議」。その後、説明会や意見交換会を開催し、区民の皆様のこれも反映していきたい。
 基本方針策定を受けたあかつきに、平成16年以降「区民の協働に関する条例」制定(前にお約束した)の方向で取り組んでいきたい。ここにも、区民の参画をいただければありがたい。