http://www.city.ota.tokyo.jp/shinsai/kunai/sokutei2/index.html
委員会答弁において、現在で十分であり測定しない、に終始した大田区ですが、大田区民からの陳情審査が都市環境委員会において行われ、結果、採択となったことが大きく影響しているのでしょう。
測定範囲を広げる決断したことは大いに評価できます。
一方で、測定内容を点検すると、あくまで空間線量にこだわっている大田区ですが、放射能の影響から子どもの健康を守るために必要なことは何でしょうか。
後ろ向きな大田区を露呈させてしまった陳情審査でしたが、どうせ、測定するなら傍聴していた多くの区民を失望させること無く決断すべきだったと考えるのは私だけでしょうか。
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測定拡大でも気になること
1.学校のプール、屋外プールなど水の放射性物質を測定が抜けている。
品川区はプール開き前に屋外学校プールの調査実施済み。http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000014300/hpg000014293.htm
2.区立保育園のみ対象でよいのか。認証・指定保育室、保育ママ施設は?私立幼稚園は?
大田区は区立幼稚園を廃園したが、区民の幼児教育底上げが目的で幼児教育センターを設立している。今こそ機能させるべき。
3.保育園や公園・学校校庭の土や砂場の放射性物質量が抜けている。
小さい子供は土を口に入れてしまう。洗って落ちる外部被爆よりも、内部被爆が怖い。
4.保育園・学校給食食材の産地公表や水筒持参などの対応が施設によりまちまち。
5.公表はホームページだけでなく、各公園の掲示板や、区の掲示板で。