企業の社会貢献

ボランティアで地域に貢献

 健康福祉委員会の委員なので、大田区内の福祉施設のお祭に行くことがあります。
 今日もある施設のお祭に行ってきました。
 
 行く施設それぞれに、施設に関わる方の工夫や努力のあとが感じられ大変勉強になります。
 今日行った施設は、地域の方との繋がりの濃さが感じられる施設でした。
 そのうえ、他の施設では気付かなかったのかも知れませんが、大田区内の企業の社員が、ボランティアでお手伝いにいらしていて、大変好感を待ちました。
 その企業では、社会貢献をするためのボランティアを社内公募しているのだそうです。
 
 お茶を飲みに入った休憩所でサービスしていた方たちは、その企業が接客に定評のある企業だったこともありますが、せっかくの休みに企業の社会貢献に協力しよう、ボランティアをしようと自ら名乗りを上げようとする方たちだからでしょう。本当に気持ちの良い応対をしてくださいました。
 
 聞けば誰もが知っている企業で、確かに大田区とのつながりも密接な企業ですが、こうして区に関係の深い施設で交流があると、企業に対してぐんと親しみを覚えます。

 昨今は、SRI(社会的責任投資)といって、企業に投資をする際に、その企業がどれくらい社会貢献をしているかが指標のひとつになりつつあります。環境・文化・福祉・スポーツ。様々な分野での活動が、企業への投資を促していく。こうした流れは、今後、ますます広がっていくことでしょう。
 個人投資家は、日本でも、既にSRI(社会的責任投資)が定着している米英と同様に高い関心があるという調査結果も出ています。

 これまで、大きな企業は、分野にもよりますが、エンドユーザーにまで目が向いていなかったところも多いのではないでしょうか。特に、地域に目をが受けられることは少なかったように感じます。
 
 SRIが、企業に、環境・文化・福祉・スポーツと言った分野に加えて、地域に目を向けるきっかけになってくれることを望みます。