『子どもの声を知ろう』 中学生・高校生パネルディスカッション

第32回 大田区生活展

 第32回大田区生活展が、5月29日、30日の2日間に渡り蒲田の生活センターで行なわれました。

 毎年行なわれている生活展ですが、今年の企画は一味違うという声をあちらこちらから聞きました。

 その理由のひとつは、『君が変われば社会が変わる』と題して行なわれた北星学園余市高等学校の義家弘介教諭の講演会。義家先生は、本やテレビのドラマ化で、ヤンキー先生として評判になっていらっしゃる方です。
 そして、もうひとつは、中・高生のパネルディスカッション。
 
 残念ながら、一日目に行なわれた義家先生の講演は聞くことが出来ませんでしたが、2日目に行なわれたパネルディスカッションに行ってきました。

 蒲田中学校、東蒲田中学校、蒲田高校から各2名づつの生徒がパネラーとなり、3つの設問(1.蒲田のまちは住みやすいか2.大人に名ったら言いたくない、言われたくないこと3.この社会は何か変だよ)を中心に日頃の気持ちを話しました。

 お金を使って遊ぶ場所はあるが、お金を使わなくても遊べる場所が無いという声は切実で、中高生の居場所作りに積極的に取り組んでいかなければならないと感じました。
 
 私にも高校生の子どもがいます。
 親では無い大人には話せても、親には話せない中高生の声を聞くことができ、また、自分の子どもの発言には感情的になってしまう言葉も、中高生の言葉として素直に聞くことが出来たよい機会になりました。