他区では、病院内介助について補助されているが、大田区では、自己負担をしているというのです。
そこで、調査をしてみました。
視覚障がい者の病院内の移動等の介助は、病院のスタッフが対応するのが基本ですが、病院によっては、そうしたスタッフをおいていないところもあります。
以前は、病院内での介助の必要でも、通院の居宅介護給付では、往復のガイドヘルパー代しか給付されませんでした。
そのため、病院のスタッフが対応しない病院で介助を必要とする場合のガイドヘルパー代は、全額自己負担でした。
しかし、平成18年10以降、
「病院内の移動などの介助は、基本的には病院内のスタッフにより対応されるべきものですが、場合により算定対象となる」
と変更されています。
この件について、大田区も、病院内スタッフで対応できない場合には、次のような条件はあるものの支給されると言っています。
居宅介護給付される場合に限り、また、障害程度区分が1以上の方が対象となります。