今まで議員、政治家という人たちとは縁のなかった私にとって、奈須さんとの出会いは大変新鮮であり、かつ政治家という言葉から受ける私の持っていたイメージからはずいぶんと違った印象を受けました。

 福祉に関する仕事について15年。
 大田区で仕事をするようになって13年目になります。
 現在は東矢口で福祉用具のレンタル、販売、バリアフリー住宅リフォーム、ケアプランの作成、ヘルパー事業をしています。
 また、介護保険の介護認定審査会審査委員も6年間しています。

 介護を社会で支えていこうという趣旨で始まった介護保険ですが、昨今の状況は当初の理念とは全く逆の方向に向かいつつあります。それは家族介護を中心とした方向です。
 昨年の改正で、今まで介護保険のもと利用できたサービスに大幅な利用制限がかかってきました。
 また、障害者に関しても自立支援法が施行されましたが、その行き先は介護保険との一本化が予定されています。さらに今後、国は医療、介護の療養病床を現在の38万床から15万床に減らす方針を出しています。
 病院を出された人たちはどこにいくのでしょうか。特別養護老人ホームの待機者は増えることはあっても減ることはありません。「長生きすることが楽しみな社会」でありたいですよね。でも現状はその反対なような気がします。医療技術が発達し、良い薬が開発され、平均寿命が伸びても・・・。

 医療・保健・福祉に関して迷走状態になっているなか、私は、個人や法人、あるいは行政、企業、ボランティア・NPO等様々な人たちが、それぞれの特徴を活かし連携していくことが大変に重要と考えています。これは何も福祉や介護といった分野にかかわらず、教育やまちづくりなどあらゆる領域にわたって言えることなのかもしれません。

 地域で暮らすということ、生活者の視点で見ていく考えていくということは簡単なようにみえますが、実際そういう社会を作っていくことは案外と難しいものなのかもしれません。

 奈須さんは何でも一生懸命、いつも一生懸命
 そして明るく、行動的です。(ときに悩んでいる姿も見えますが・・・・・)
 一緒に勉強し、議論し、ネットワークをひろげ繋げでいく。

 人間ひとりでできること、ひとつの組織ではできることに限りがあります。

 ネットワークの扇の要としての奈須さんに大いに期待をしています。