プラスチックを焼却すると、一組や大田区が説明していたように良いことばかりではないことが、次々検証されてきています。
それでは、プラスチックはどのように処理すべきでしょうか。
【質問②】
はたして、資源化の伴わないプラスチック焼却と言う選択は、正しかったのでしょうか。ごみの質問をするたびここ数年質問し続けていることですが、再度うかがいます。容器包装リサイクル法のその他プラスチックの資源化に取り組むべきと考えますが、大田区の導入計画についてお答えください。
【答弁②】
現在大田区の「基本計画おおたプラン未来10」で資源化の拡大と示している。平成24年度から取り組む計画。
◆コスト計算の課題◆
リサイクルに取り組む際の課題のひとつがコスト計算に表れています。
今年1月にその他プラをリサイクルした場合のコスト試算がでました。
前区長の時代にはコスト比較さえしていただくことができませんでしたので、一歩前進と大いに評価するものですが、余りに時間がかかりすぎていないでしょうか。
この試算は、現在、可燃ゴミとして現在出されているその他プラの1/2の7,915tをリサイクルした場合の収集・運搬と分別中間処理費用などの計算方法を示しています。
この試算には大きく3つの問題点があります。
1.可燃ごみからリサイクルに回れば、可燃ごみの収集経費がその分削減されるにも関わらず、その分を削減していない
2.現在、ペットボトルの収集車両は、たとえば平日37800円で契約しているにも関わらず62000円と割高である
3.可燃ゴミが減れば、その分、ごみ量で計算している一部事務組合の分担金も減るがその分を算入していない
【質問③】
このような試算では、試算として不十分であると考えます。導入を控え試算をやり直す必要があるのではないでしょうか。
もしこれで良いというのでしたら、可燃ゴミ収集経費や、一組分担金の削減分が算入されていない理由、車両単価が高い理由についてお答えください。
【答弁③】
その他プラリサイクル導入前に試算し直す