宮城県・仙台市・岩手県に視察に行ってきました。
広域処理について、被災自治体から処理を受託した県の役割について知りたかったからです。
それと同時に、いち早く自己処理を表明している仙台市が、広域処理について担うべき役割についを調査目的としました。
タイミングよく、直前に、宮城県知事が災害廃棄物広域処理量の見直しを公表したため、これらの調査目的がより明確になり、大変充実した視察になりました。
今後は、今回の方向も織り込みながら講演します。
ポイントは、
①現地で広域処理量の見直しが行われていること
②リサイクル拡大や既存施設の余力など現地処理の拡大がどこまで進むのか
③防災林のマウンド材として、広域処理対象分の埋め戻しを可能にできるかどうか
が、今後の広域処理に大きく影響します。
特に③を林野庁が認めるか。また、認めるための方策を生み出せるかが大きなカギで、災害廃棄物広域処理のゆくえは、連休明けにやま場を迎えると考えています。広域処理について関心をお持ちの方はぜひお越し下さい。
http://www.chibanet.jp/120513nasu.pdf
日時:5月13日(午後)13:30〜15:30
「震災がれきの広域処理」について、「安全性の根拠」「緊急性」「必要性」「合理性」「効率性」「経済性」など、政策評価の視点から話します。