コロナで自粛の外食産業からみた、市場とコロナと食と文化

大田市場を視察しました(個人で)。
市場や仲卸しなどで支えられている日本の流通システムの公平性や合理性が、食の安全や価格、そして日本の食文化を守っていることを学びました。

コロナで打撃を受けているのは、外食産業だけでなく、そこに卸している仲卸しやおさめ屋さんも影響を受けています。
ところが、協力金は外食店には入りますが、仲卸しやおさめ屋さんには入りません。
外食産業も協力金でやっていけるところと、そうでないところがあります。
仮に、協力金ほかで、この数か月をしのげたとしても、仲卸やおさめ屋さんから食材を調達できなくなれば、お店も同じ価格、同じメニューでは、やって行けなくなるかもしれません。
新鮮でおいしく、その割に安価、適正な価格で食材を調達できていることが、日本の寿司や居酒屋さんやかっぽうなどを支えています。
日本の、世界遺産にもなった食文化を支えているのです。
流通が変わることで、私たちの食の風景は大きく変わり、日本の文化の一部が失われてしまうように感じました。
 
ここに調査を加え、様々な角度から、大田区議会で取り上げます。
 
よろしければ、傍聴、傍聴にいらっしゃれなくても、後日、動画でご連絡ください!