大田区立小・中学校の雨どい付近から最高・毎時1.01マイクロシーベルトの空間放射線量が測定されました

区立小・中学校の雨どい付近から最高・毎時1.01マイクロシーベルトの空間放射線量が測定されました

以下、大田区HPより


経過について

区立馬込第二小学校(大田区南馬込三丁目10番1号)の校庭花壇付近の空間放射線量を同校教諭が簡易計測器で測定したところ、7月に計測した校庭の空間放射線量より高い値が出ました。10月3日(月曜日)、シンチレーションサーベイメータで測定したところ、花壇に接している雨どい2本の脇において、それぞれ毎時0.64マイクロシーベルト、0.62マイクロシーベルトが検出されたました(地上5センチメートル)。これらの測定地点から1メートル離れた所では、毎時0.11マイクロシーベルトという通常の数値であったため、直ちに、児童が近づかないよう周辺への立ち入りを禁止し、ブルーシートで被覆する緊急対応を実施し、その旨を保護者に対して文書により周知しました。


緊急調査を実施しています

 区として、本件を踏まえ、保育園、小中学校の類似形態の雨どい197か所(保育園5園、小学校25校、中学校12校)の空間放射線量の緊急調査を実施しています(10月6日〜8日)。7日(金曜日)正午までの測定では、保育園5園で毎時0.06〜0.20マイクロシーベルト、小学校8校で毎時0.03〜0.64マイクロシーベルト、中学校5校で毎時0.06〜1.01マイクロシーベルトという結果が出ました(いずも地上5センチメートル)。

措置と今後の対応について

本調査により、毎時0.25マイクロシーベルト以上の数値が検出された羽田小学校(1か所)、大森第四中学校(1か所)、雪谷中学校(3か所)、糀谷中学校(1か所)については、該当箇所への立入禁止等の措置をとりました。放射線量の測定等について協力協定を締結している国立大学法人東京工業大学の助言を踏まえ、原因究明と放射線量の低減対策に速やかに取り組む予定です。

*【注釈】

測定箇所は、校舎等の雨どいから雨水が入り込み蓄積している箇所で、測定地点の地上5cmの大気中放射線量を測定。30秒間隔で計5回の平均を測定値としている。
測定値の単位:μSv(マイクロシーベルト)/h(時)
測定器:シンチレーションサーベイメータ(NaI) アロカ株式会社製 TCS-161,172B
         小型のシンチレーション式サーベイメータ(Dose RA F2)

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